フライング気味ではあるが メバル開幕戦。
去年は冬から初夏まで好調に釣れ続いた鳴門のメバル。
今年は いかに?
去年は夏から秋に雨や台風が多く,山からの栄養分も海に多く流れ込んだはず。
海に養分が入ると 植物プランクトンが多く発生→動物プランクトンも増え→小魚増加
小魚を補食する魚も増加 という図式がなりたちそうなものだが。
11月までは平年より2℃近く気温が高く
12月になってからは平年以下の気温の日が多くなったようである。
ここにきて海水温も急激に低下し13℃を下回るようになった。
そろそろメバルの活性も上がってくるころでは。
とりあえず,毎回のノルマとしている めざせ30匹!
7時 出船。
橋をくぐって 太平洋側の漁場へ。
期待を込めて 最初の流し。
ブルブルッとメバルのアタリ。
追い食いを期待して粘る。
26cmを頭に3連。
最初から いい感じじゃないの。
今日は弱い冬型の気圧配置になるということだったが
凪とはいわないまでも,冬場にしては穏やかな方。
このところ日和佐で北風に吹かれ 極寒の釣りばかりだったので
日差しが暖かく感じる。
朝からポツポツとメバルがヒットするものの,爆発力はない。
水温の高い4月や5月の25cmより大きいメバルが掛かると
竿先が引っ張り込まれ 釣り人まで海に引き込まれそうになる。
水温が低いせいか ブルッとアタリがあったらそれ以上引き込まない。
27cmあっても ただ重いだけ。
メバルを狙っている船はほかにないようで,まわりは全部鯛(サビキ)狙い。
だから メバルの追い食いをまっていると チャリが遊びに来る。
2度ほど0.8号の枝を飛ばされた。
うまくあしらえば40cmくらいまでなら獲れるんだが。
食いが渋い中 異次元のメバル釣りを見せるこの方は今期も健在。
この界隈のメバル釣りにおいて
この方の右に出る者はおそらくいないのでは。
満ち潮が止まって食いも止まった。
瀬戸内側に戻って浅場のポイントを攻めるものの ノーヒット。
どこへ行ってもメバルからの応答はない。
引き潮が動き出したので 再び太平洋側へ。
朝ほどの気配はないものの たまにポツンとメバルが当たる。
しかし 今日はよくバレる。
追い食いを待っている間に … バレる。
抜き揚げようとして ポチャン。
コツンという小さな前アタリだけで食い込まない。
エビをかじりにくるが,吐き出される。
食いが浅いときは針が口の皮一枚に掛かっている。
こんな掛かり方をしている日は活性が高くない。
スカ流れが続くが
たま〜に うまくツボに入ればトリプルヒット。
そして また長くて深い沈黙が続く。
潮が緩いポイントではメバルが底から10m以上浮いて
魚探にびっしりと真っ赤に映っているというのに
その中を流していっても 誰の竿も曲がらない。
自然のエサ流れがなく 食い気がないようだ。
おまけに海が澄み切って 仕掛けも見切られているみたい。
結局最後までアタリの遠い一日であった。
引き潮の渦を横切りながら帰港。
20cm以下の小型はいなかったが
目標の30匹には遠く及ばない20匹。
サビキ釣りをされていた方は中小型を2〜5匹 …
メバル名人は食い渋りの中でも貫禄の30匹。
過去のメバル開幕戦のデータを振り返ってみると …
2011年 1月22日 … 70匹
2010年 1月16日 … 24匹
2009年 1月17日 … 51匹
2008年 1月14日 … 56匹
2007年 1月メバル釣行なし
2006年 1月15日 … 37匹(実釣2時間)
2005年 1月10日 … 25匹
2004年 1月10日 … 48匹
開幕戦でよく釣れた2011年2008年は確かにメバルの大当たり年だった。
開幕戦で調子の悪かった2010年2007年はハズレ年だった。
潮や時間帯,ポイント,エサ流れなど条件が異なるので一概には言えないが
今年のメバルは???
まだ始まったばかりのメバル釣り。
去年のように釣れることを期待するのみ。
本日の釣果 メバル 〜27cm 20匹 クーラーの中に2匹残っていた…